金運アップには梵字が効く!自分の守護梵字を知って運気を上げよう
「金運には梵字が良いというけれど、どうやって活用したらいい?」
「そもそも梵字って何だろう」
今回は、そんな梵字の基礎知識と、金運アップに活用する方法について解説します。人にはそれぞれ守護梵字があり、活用することで運気の向上や金運アップも可能です。梵字に興味のある方や、金運を上げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
梵字(ぼんじ)と金運の基礎知識
梵字とは、古代インド発祥のサンスクリット語で、仏教と深いつながりがあります。梵字には、1文字1文字仏様が宿っていると信じられており、信仰の対象として深く崇敬されてきました。
写経のように梵字をなぞり、梵字に宿っている真言を唱えるだけでも加護が得られるとされています。守護梵字はそのまま守本尊(まもりほんぞん)を表し、干支ごとに決まっています。次に干支ごとの守護梵字と宿っている守本尊を見ていきましょう。
自分の干支で守護梵字を知って金運アップに活用しよう
それでは、子年から猪年までの守護梵字と対応している仏様について紹介します。
子年の守護梵字・キリーク:千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
真言:「オン バザラ タラマ キリク ソワカ」
子年の守護梵字はキリークであり、千手観音菩薩。千手観音菩薩は、観音菩薩の六変化の1形態で、餓鬼道に落ちてしまった人をその慈悲深さで救済する仏様です。千の手で救済し、その方法も手の数分だけあるという言い伝えもあります。
千手観音菩薩を表す真言を唱えたり、キリークの文字をなぞったりするだけで、守護が得られるだけでなく、金運も上昇する効果があります。
丑年・寅年の守護梵字・タラーク:虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
真言:「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」
丑年と寅年の守護梵字は同じでタラークと読み、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を表しています。虚空蔵菩薩は記憶と智恵や知識を司る仏様です。京都では、子どもが数え年13歳になると、嵯峨の虚空蔵法輪寺に連れて行って知恵を授けてもらうように祈る「十三まいり」の風習が残っています。この風習の通り智恵や福徳を司るほか。芸術・才能の開花ももたらす仏様です。
真言を唱えることで、仕事運・自分の才能開花などからの金運アップが期待できます。
卯年の守護梵字・マン:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
真言:「オン アラハシャノウ」
「三人寄れば文殊の智恵」で有名な文殊菩薩は、卯年の守本尊であり、守護梵字・マンであらわされます。もっとも智恵のある仏様で、釈迦如来(しゃかにょらい)を守護する役目も果たしているのだとか。智恵を使って自分でお金を稼ぐ、という形で金運アップをサポートしてくれる仏様です。
辰年・巳年の守護梵字・アン:普賢菩薩(ふげんぼさつ)
真言:「オン サンマヤ サトバン」
文殊菩薩とともに釈迦如来を守護する菩薩であり、辰年・巳年の守本尊でもある普賢菩薩。守護梵字はアンと読みます。特に女性の救済(女人成仏)と関係が深く、女性からの進行も厚い仏様です。幸福と健康をもたらしてくれるため、梵字をなぞったり真言を唱えたりすることで、金運に関する幸運もアップします。
午年の守護梵字・サク:勢至菩薩(せいしぼさつ)
真言:「オン サンザンサク ソワカ」
観音菩薩の脇侍として配置されることの多い勢至菩薩は、午年の人の守本尊でもあります。対応する守護梵字はサクです。勢至菩薩はその智恵で世の中を照らすことで、多くの人を救済すると言われ、家内安全、除災招福のご利益があります。
未年・申年の守護梵字・バン:大日如来(だいにちにょらい)
真言:「オン アビラ ウンケン バザラ ダト バン」
未年・申年の守護梵字であるバンに対応する守本尊は大日如来です。太陽よりも大きな智恵の光で世の人々を照らし、大きな慈悲の心があり、すべての仏様の根源とされています。ご利益は厄払いですので、金運や運気がダウンしているときに真言を唱えるか、梵字をなぞると落ち込んだ金運の上昇も可能です。
酉年の守護梵字・カーン:不動明王(ふどうみょうおう)
真言:「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」
諸仏の根本である大日如来の化身とされ、憤怒の表情で仏の教えに背くものを力ずくで従え、正しい道へ教え諭すとされています。酉年の守本尊です。その恐ろしげな姿とは裏腹に「お不動さん」として庶民に広く親しまれている仏様です。
戌年・亥年の守護梵字・キリーク:阿弥陀如来(あみだにょらい)
真言:「オン アミリタ テイセイ カラ ウン」
戌年・亥年の守護梵字・キリーク。子年と同じですが、守本尊は阿弥陀如来となり、子年とは違います。阿弥陀如来は、西方に極楽浄土を築き、現世と来世をよりよくつなぐ役割を果たしている仏様です。
守護梵字の活用方法
梵字のシンプルな活用方法は、梵字を毎日指でなぞること。この時、守本尊のことを思い浮かべ、感謝しながら祈りをささげてください。真言を唱えるのもおすすめです。両手で、真言に合わせた院を結ぶとさらに効果的なのですが、印を知りたい場合は、梵字について書かれた本を探してみてください。
いつでも梵字を身に付けていたいという人の場合は、梵字入りのクリスタルを使ったブレスレットなどいかがでしょうか。お手軽に梵字を生活に取り入れることができます。梵字を彫刻してある天然石の種類は、選べるなら水晶(クリスタル)を選ぶと、自身の浄化も可能です。
梵字を活用して自分の金運を向上させよう
梵字と干支ごとの守護梵字・守本尊について解説しました。どの守護梵字でも、自分の気になるものがあれば、守護梵字とセットで飾っても良いでしょう。毎日できることは多くありませんが、守護梵字を毎日指でなぞり、真言を唱えるということを続けていくことで、金運の底上げが期待できるでしょう。